さんべ縄文の森から神西湖畔の温泉宿のどんちっちノドグロ|特急やくもで行く山陰旅②

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「さんべ縄文の森ミュージアム」で約4000年前の森に出会う|「三瓶小豆原埋没林」

 石見銀山を巡った後、物部神社を参拝し、次に向かったのは「さんべ縄文の森ミュージアム」です。物部神社から車で20分程で到着しました。
(前回記事:石見銀山・物部神社を巡った時の様子は⇒「こちら」です)

 ミュージアムは三瓶山の北麓にあります。三瓶山は、出雲国風土記に記された国引き神話の中で「佐比賣山(さひめやま)」として登場する山なのだそうです。

 「さんべ縄文の森ミュージアム」は、三瓶小豆原埋没林を展示・公開するために整備された施設です。

 三瓶小豆原埋没林は、約4,000年前の縄文時代の森が、当時の姿をとどめたまま地下に残されている、世界的にも珍しい自然遺産です。

 三瓶火山の噴火によって、立ち木のまま埋もれた巨大なスギの木々。発掘された状態のまま地下展示室に保存・公開されていて、縄文時代の森の様子を間近で見ることができます。

 ガイダンス棟では、パネル展示やビデオシアターを通して、約4,000年前の原始の森がどのように地中に眠ることになったのか、そして埋没林が発見されるまでの経緯などが紹介されています。

 地下展示室(縄文の森発掘保存展示棟)の入口。この中に縄文時代の地面に根を張ったままの立木と流木群が展示されています。

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 入口を入ってすぐの階段途中の壁には、森を埋めた地層の「剥ぎ取り標本」が展示されています。

 地下展示室は直径約30m、深さは13.5mもあります。想像していたよりはるかに大きな空間が、地下に広がっています。

 森を埋め尽くした土石流の一部も、そのまま残されています。地下展示室に入ると、太古の地層に囲まれた独特の空気が漂い、まるで時間が止まったような不思議な感覚になります。

 約4,000年前、三瓶火山の噴火によって山体崩壊が起こり、土石流が谷を埋めて「土砂ダム」を形成したと考えられています。
 その土砂によって森が倒れることなく埋められ、さらに火砕流の堆積物が重なって急速に地中へ埋没。木々が炭化することなく、立ったままの状態で残ったのだそうです。

 根元から見上げると、その大きさに圧倒されます。縄文時代、このスギが土石流に埋もれる前の高さは、40m以上あったと推定されているそうです。

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 こちらは「地下展示室」とは別に設けられた、もう一つの地下展示「標本木発掘坑」です。こちらも実際に埋没林が発掘された場所を利用した展示で、同様に縄文時代の森の姿を垣間見ることができます。

 こちらは、根幹部分が二股に分かれた「根上がり杉」です。

 倒れた木を土台にして新しい木が成長する「倒木更新」。この根上がり杉は、約400年かけてできたものだそうです。

 ミュージアムのショップには、縄文土器をモチーフにしたものなど、縄文グッズもいろいろ販売されていました。

「道の駅キララ多伎」で日本海へ

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 山の中の「さんべ縄文の森ミュージアム」から、今度は海岸沿いの「道の駅キララ多伎」へ。入口ところに「しまねっこの別荘」と書かれています。

 多伎の特産品「いちじく」。この日は雨の影響で入荷量が少なく、残念ながら発送はできないとのことでした。

 島根県を代表するブランド米「仁多米」。西の横綱と呼ばれるほど評価されているお米です。

 島根のご当地パン「バラパン」も発見。

 道の駅の建物から、すぐ海岸へ降りることができます。ここでようやく海に出会えました。

 ここは夕日のスポットとしても知られているそうです。昨日の宍道湖では夕日を見ることができませんでしたが、今日も空には雲が広がっていてちょっと無理そうです。

神西湖畔の温泉宿で温泉と山陰の味覚を楽しむ

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 この日の宿泊先、神西湖畔にある「湖畔の温泉宿 くにびき グランピングベースIZUMO」に到着しました。明日参拝する出雲大社までは、車で20分ほどの場所です。

 玄関を入ると、神西湖の景色が広がるラウンジがあり、「風のテラス」というオープンテラスにも出られ、ウエルカムドリンクをいただきながら一息つくことができます。

 この宿は敷地内にグランピングドームも併設していて、そちらに宿泊して楽しむこともできるようです。
 

 部屋の窓からも、神西湖の穏やかな景色を眺めることができました。
 この神西湖周辺は、大国主命の妃となった須世理姫(スセリヒメ)ゆかりの地と伝えられ、湖の周辺には、スセリヒメが産湯をつかったとされる「岩坪」もあるそうです。

 食事はこちらのレストランで。

 出てくる料理は、どれも本当においしいかった。配膳担当の方の丁寧でやさしい対応が料理のおいしさをさらに引き立ててくれました。

 「どんちっちのどぐろ」の塩焼き。とにかく、めちゃくちゃおいしかった!

 「どんちっち」は、子どもたちが石見神楽のお囃子のリズムを表現した言葉に由来するそうです。現在では、浜田市などで、代表する水産ブランドの名前にも使用されているそうです。

 「道の駅キララ多岐」で見た、島根のブランド米「仁多米」のごはんと、しじみのお吸い物。他に、神西そばや天ぷら、茶碗蒸しも。

 デザートは、この6種類の中から好きなものを一つ選べます。どれもおいしそうで、選ぶのにかなり迷いました。

 朝食もおいしかった。
 食事だけでなく、温泉もとても気持ちのいいお湯で、塩の成分と炭酸水素ナトリウムを含む温泉だそうです。最近は温泉宿に泊まっても、一度入って終わり、なんてことも増えていたけれど、気持ちよくて、朝も含めて3回も入ってしまった。

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 島根県の湖といえば宍道湖や中海は知っていましたが、神西湖は今回初めて知りました。
 二つの湖に比べるとずっと小さい湖ですが、湖畔からの景色は穏やかで、とても心地よい場所でした。

 風のテラスへの通路脇と露天風呂でカニを発見!

 3日目は、ここから車で20分ほどの出雲大社へまずは参拝して、山陰をさらに巡っていきます。

今回宿泊した温泉宿の詳細などはこちら(じゃらん.net)

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よろしければこちらの記事もご覧ください。
 ⇒特急やくもで行く山陰旅①|世界遺産・石見銀山のごま豆腐と子ねこ&物部神社の勝石

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