高野山から真田幸村ゆかりの「九度山・真田ミュージアム」【紀伊半島一周観光Vol.4】
世界遺産「高野山」巡礼と胡麻豆腐を楽しみ九度山で真田氏と関ヶ原の戦いをしのぶ
四日目は世界遺産「高野山」へ。そして最終日の五日目には徳川家康と対峙した戦国武将の真田氏ゆかりの九度山を訪れました。
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1.高野山の見どころ「壇上伽藍」「金剛峯寺」「奥之院」
高野山は、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されている聖地です。標高800mの山上盆地に位置し、真言密教の開祖・空海(弘法大師)が弘仁7年(816年)に開いた歴史ある場所です。
高野山についてはあちことで紹介されていますが、改めて見どころを確認してから訪れました。
高野山の見どころ
高野山の見どころは主に3つのエリアに分かれています。
《壇上伽藍》
空海が開いた真言密教の根本道場で、朱色の塔や堂宇が立ち並び、多くの仏像が祀られています。美しい建築群と静謐な雰囲気が特徴です。
《金剛峯寺》
高野山真言宗の総本山であり、儀式や法会が行われる重要な拠点です。その荘厳な佇まいは必見です。
《奥之院》
弘法大師信仰の中心地で、参道には千年杉が生い茂り、多数の供養塔が立ち並んでいます。参道の先にある御廟は、多くの巡礼者が訪れる聖域です。
中門をくぐり「壇上伽藍」に入ったら時計回りで
「壇上伽藍」の境内には高野山の総本堂「金堂」や、密教のシンボルとして建てられた朱塗りの「根本大塔」、弘法大師が住んでいた「御影堂」などを見て回ることができます。
境内に入ると、鮮やかな朱色の「根本大塔」が目に入るのでそちらに足を向け進んで行く観光客も多いらしいですが、参拝の際は「金堂」の方から時計回りに進むことが推奨されているそうです。
高野山に行ったらぜひ食べたい「胡麻豆腐」は精進料理の一つとして生まれた
「胡麻豆腐」は高野山で、僧侶達が厳しい修行の中で食べる精進料理の一つとして生まれたといわれ、精進料理の中で貴重な栄養源として重宝されてきた食べ物です。
高野山で胡麻豆腐を食べるのを楽しみにしていたので、「角濱ごまとうふ総本舗」と「濵田屋」の2店をチェックしていました。
角濱ごまとうふ総本舗
金剛峯寺を拝観した後奥の院へと向かう前に再び壇上伽藍方面へと引き返し、メイン通りにある「角濱ごまとうふ総本舗」の直営の飲食店である「角濱ごまとうふ総本舗 飲食部」へと向かいました。
しかし、なんと残念ながら店休日。
調べているとお店は不定休のようなので訪れる際は確認しておいたほうが良いと思います。
角濱ごまとうふ総本舗 飲食部
《住 所》高野町高野山230
《電 話》0736-26-8700
《営業時間》9:30~17:00
(御食事は11:00から)
《定休日》不定休
濵田屋
「濵田屋」へは奥の院を参拝したあとに向かいました。こちらもどうやら不定休のようですが大丈夫でした。
豆腐作りにも使われているおいしい高野山の湧水とともにいただけます。店舗の外にもこの湧水がひかれていて飲むことができ、携帯マグに汲んでくることができました。
濵田屋
《住 所》 高野町高野山444
《電 話》0736-56-2343
《営業時間》午前9時~午後5時
(売り切れ次第終了)
《定 休 日》不定休
※メインの通りから少し奥へ入った場所にあるのでちょっとわかりづらいかも。
「角濱ごまとうふ総本舗 飲食部」の近くにあった「小倉屋」で高野山に伝わる郷土料理の「笹すし」もいただくことができました。
イートインコーナーがあり一休みしながらゆっくり食べることができます。
2.「九度山・真田ミュージアム」で真田幸村や猿飛佐助や霧隠才蔵に会う
高野山をゆっくり楽しんだ翌日の五日目は、関ヶ原の敗戦後、父昌幸とともに蟄居を命じられた現在の和歌山県九度山町へ向かい「九度山・真田ミュージアム」を訪れました。
真田氏の軌跡が展示や映像で忍者の気分で手裏剣ゲームも
《開館時間》午前9時~午後5時
(最終入場 午後4時30分)
《休館日》月・火曜日・年末年始
(祝日の場合は営業・翌平日休館)
ゴールデンウィークは開館。
《電 話》 0736-54-2727
館内では真田昌幸、幸村(信繁)、大助の真田三代の軌跡と、戦国の世、関ヶ原の戦い前後の真田氏の活躍や十四年間という幸村の生涯で一番長い時間を過ごした九度山での生活などがパネル展示やドラマ仕立ての映像により紹介されています。
駐車場は道の駅「柿の郷くどやま」駐車場か町営無料駐車場を利用
九度山・真田ミュージアム内に駐車場がないため周辺の駐車場を利用するよう案内されています。
道の駅「柿の郷くどやま」から徒歩5分。またこちらより少し近い町営無料駐車場もあります。
駐車場がないためカーナビでミュージアムを目的地に設定していた場合は注意が必要です。ミュージアム周辺は住宅街で狭い道路が多いため入り込むと大変になると思います。
路肩に乗り上げながら路地から逃れようと苦戦している車も見かけましたのでご注意を。
3.道の駅「柿の郷くどやま」には加工食品がいろいろ
「九度山・真田ミュージアム」を車で訪れる際の駐車場としても案内されている「道の駅 柿の郷くどやま」へ立ち寄りました。
地元の農産物や加工食品などたくさんあっていろいろ買ってみました。ここまでの間にちょくちょく見かけて気になっていた「グリーンソフト」もここでついに購入。
草餅は毎朝つきたての餅を使い作っているそうで、柔らかくてとてもうまかった。
《店舗営業時間》午前9時~午後5時30分
《休日》1月1日~3日
《駐車場》125台
「道の駅くどやま」で一休みして紀伊半島を後にしました。
↓よろしければ【紀伊半島一周Vol.1~Vol.3】もご覧ください。
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