【紀伊半島一周 観光】(Vol.2)「橋杭岩」から南紀白浜「アドベンチャーワールド」
二日目は朝早くに南紀勝浦を出発し、本州最南端の町「串本町」を経由し「南紀白浜」を目指します。
「にぎわい市場」の開店まで待って「生マグロ」をとの思いもありましたが、後ろ髪をひかれながらの出発です。
南紀勝浦の朝の天気は雨模様でしたが、紀伊半島反対側の南紀白浜は到着する頃の天気は快晴との予報。
本州最南端 「潮岬」「橋杭岩」から南紀白浜「アドベンチャーワールド」でパンダを見て「白良浜」で泳ぐ
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1.本州最南端の町「串本町」で「潮岬」天然記念物「橋杭岩」
(1)道の駅「くしもと橋杭岩」駐車場からすぐ見れる「橋杭岩」の読み方
串本町に入り「道の駅 くしもと橋杭岩」まできましたが、ここまで来ても空は厚い雲に覆われ、小雨模様。
「橋杭岩」の読み方には多少戸惑ってしまいますが、「はしぐいいわ」と読みます。
「橋杭岩」はこの「道の駅 くしもと橋杭岩」の駐車場からすぐ見ることができます。
この日はあいにくの天気で残念ながら青い海と青い空を背景にという風景を見ることはできませんでしたが、壮観な景色は楽しむことができました。
(2)自然の力が生み出した国天然記念物 「橋杭岩」には弘法大師の伝説
「橋杭岩」は、南北に約850メートルの長さで、まるで橋の柱(橋杭)のように岩が一直線に並んでいます。
この岩は、約1500万年前に泥岩という地層にマグマが入り込んで固まり、その後、海の波や風の力で柔らかい部分が削られてできたもので、自然の力が長い時間をかけて作り上げた特別な地形です。
地元には、弘法大師と天の邪鬼が、一晩でこの岩を立てる競争をしてできたという伝説もあるようです。
「橋杭岩」は「吉野熊野国立公園」に含まれていて、国の名勝と天然記念物に指定されています。
(3)道の駅「くしもと橋杭岩」で飲むみかんとスムージで一休み
雨は小雨になったり強まったりという中、道の駅「くしもと橋杭岩」へと。しかし開店時間直後でどのお店も準備をしている様子でしたが、開店していたお土産物などがたくさん並んでいるショップに入りました。
「飲むみかん」と「おふくろスムージ」を買って雨を避けながらベンチでいただきました。
早く味わいたくて写真を撮る前に飲むみかんを開封してしてしまっています・・・
「飲むみかん」も「おふくろスムージー」もは、和歌山県産有田みかん100%使用。
ジュースは皮を剥いて薄皮ごと搾る方法で搾汁したストレートジュースで、スムージーはみかんのふくろまでもたっぷりと使っていて1本でみかん2個分の食物繊維が入っているそうです。
芸能人も多く訪れているここでしか食べられないソフトクリーム屋さんも平日の雨模様ということなのかまだ準備をしているというような様子だったのでこちらは断念しました。
(4)本州最南端の地「潮岬」では「本州最南端訪問証明書」が発行される
本州最南端の地、潮岬は北緯33度26分、東経135度46分。東京の八丈島とほぼ同緯度に位置になるそうです。
潮岬の先端に広がる約10万㎡あるという大芝生中を歩いて進むと「本州最南端の碑」があります。
この場所には「南紀熊野ジオパークセンター」や「潮岬観光タワー」「潮岬灯台」などのいろいろと楽しめる観光スポットがあります。
後で知ったのですが、観光タワーで「本州最南端訪問証明書」を発行してもらえるそうです
2.南紀白浜にはおすすめの観光スポットがいっぱい
(1)とれとれ市場で「海鮮丼」を食べて「マグロ解体ショー」を見る
レストランやカフェが充実していて、新鮮な海鮮丼やお刺身などを楽しめる場所「とれとれ市場」には、昼前に到着。昼食に「海鮮丼」をいただきました。
市場で購入した魚介類や野菜をその場で焼いて味わうことができるBBQコーナーもありました。
海鮮マーケットで、地元和歌山県他、全国各地から新鮮な魚介類が毎日入荷し、旬の海の幸を購入することができます。また和歌山の特産品が数多く揃っています。 市場の名物として人気のマグロの解体ショーもやっていました。
営業時間は8時30分~18時30分(食事オーダーストップ17時30分)で、定休日は不定休のようですので確認してから行くのがよさそうです。
(2)アドベンチャーワールドで「パンダ」に「マリンワールド」「サファリワールド」
天気予報のとおり紀伊半島の南側は青空が広がる快晴。
和歌山県に来たらやはり訪れたい場所の一つ「アドベンチャーワールド」へ。お目当てはやはりジャイアントパンダですが、各エリアのショータームなどを事前チェックして効率的に回ります。
アドベンチャーワールドのお目当てはやはりパンダ
ジャイアントパンダは午後はお昼寝タイムでほとんど動かないので、パンダを見るなら午前中がいいそうです。
その情報は知っていましたが、翌日午前中に訪れるのは日程上難しそうなので午後となってしまいました。
アドベンチャーワールドには今ジャイアントパンダが4頭います。
エントランスに近いパンダラブに「結浜」「楓浜」の2頭。ブリーディングセンターに「良浜」「彩浜」の2頭。「良浜」はほかの3頭のお母さんです。
情報の通りどのパンダも気持ちよさそうに寝ていてほとんど動きがありません。
それでもかわいい寝姿を見れて満足でしたが、パンダラブではしばらくすると「楓浜」が起き上がり、歩き回った後に竹を食べだしてくれました。
こちらも見逃さずに「レッサーパンダ」のいる場所は
「ジャイアントパンダ」ばかり注目されてしまいますが、エントランスドームを入り入園口から向かって右側にあるウェルカムルームの中に「レッサーパンダ」がいます。
すぐ近くで見ることができるので、訪れた際はぜひお立ち寄りを。
マリンワールド「マリンライブ」のイルカショーにサファリワールド「ケニア号」
ジャイアントパンダをみれればと思って行った「アドベンチャーワールド」でしたが、入場時に案内パンフレットで時間をチェックしておいたので、「マリンライブ」のイルカショーや「ケニア号」へも乗車し「サファリワールド」も回れました。
午後4時には既に白良浜に着いていたことを考えるとか滞在時間は短めでしたがいろいろと楽しめました。
本当は時間をとってゆっくり回ることができればと思いますが、ちょっと難しい場合はショータームやイベント、ツアーなどの開始時間などをチェックしておくことがおすすめです。
(3)海水浴でも人気の南紀白浜「白良浜」きれいな砂浜の砂はどこから
タモリのテレビ番組で知りましたが、昔の白良浜は、川から運ばれてくる白い砂でできていたものの、温泉街の発展や宅地開発が進む中で、川から砂が届かなくなり、砂浜が痩せ細ってしまったそうです。
白良浜を守るため、白良浜の砂と性質が非常に似ていたオーストラリアのパースから砂を運ぶことにし、約12年間で合計14万トンもの砂が白良浜に運ばれ今の白良浜が維持されたのだそうです。
白良浜近くの観光協会駐車場に到着したのは、午後4時頃。駐車場の係員のおじいさんから「5時には閉鎖するよ」と声をかけられましたが、移動するのも時間がもったいないので、そのまま駐車することに。
午後4時とはいえ、天気はとてもよくて日差しも強くまだ暑さが残っていました。今年の夏休みは、南海トラフ地震臨時情報の発令が観光に影響を与えたため、例年より観光客が少なかったようです。
その影響で、本来は8月末までだった海水浴場の開設期間が9月末まで延長されていることをニュースで知っていたので、機会があれば少し海にも入ってみようかと思っていました。
川遊びのほうが好きだったので、海水に浸かるのは本当に久しぶりでしたが楽しめました。
スマホのバッテリー切れで楽しみにしていた「白良浜」のきれいな景色の写真がほとんど撮れなかったのが残念でしたし、他にもいろいろと見たい場所や景色に寄れませんでしたが楽しい一日でした。
VOL.3へ続く(予定)
よろしければ「Vol.1」もご覧ください。
→こちら「紀伊半島一周の旅 熊野那智大社~潮岬~南紀白浜~和歌山ラーメン~高野山(Vol.1)」
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