【栃木県 観光】宇都宮で餃子食べて益子焼と湯西川温泉を楽しむ

 栃木県には魅力あるところがいろいろありますが、今回は「宇都宮ライトレール」に乗って、餃子も食べて。以前から行ってみたかった益子町にある「濱田庄司記念益子参考館」も訪れ、湯西川温泉まで足をのばして楽しんできました。

宇都宮といえばやっぱり餃子

 「餃子の街」宇都宮市。餃子を通じた地域活性化と餃子文化の普及振興を目指し設立された宇都宮餃子会にはなんと84店舗も加盟店があるようです。
 JR宇都宮駅と東武宇都宮駅の2kmほどの餃子通りと呼ばれるエリアを中心には、数々の名店が立ち並んでいます。

さっそく「餃天堂」と「宇都宮みんみん」へ

 今回は「宇都宮みんみん」と「餃天堂」で美味しい餃子をいただきました。焼き餃子は、「餃子みんみん」は皮はサクサクという感じでも中はジューシー、「餃天堂」はもっちりとした皮、中は肉たっぷりでエキスがあふれ出すといった感じ。どちらも独自の味付けと食感で、餃子のおいしさを楽しませてもらいました。

餃天堂 シンボルロード店

営業時間10:30~22:00(LO 21:30)
店休日無し
住所宇都宮市池上町1-11
TEL028-689-8518

宇都宮みんみん本店

営業時間11:30〜20:00(L.O 20:00)
店休日火曜・月2回水曜
住所宇都宮市馬場通り4-2-3
TEL028-622-5789

人気店の餃子を一度に楽しめる「来らっせ」

 時間がなかったり、どの店に行こうか迷ったときは、通りの近くの「MEGAドン・キホーテ」の地下にある「来らっせ本店」に行くのがおすすめです。
 ここは宇都宮餃子会が運営していて、宇都宮餃子を代表する老舗や有名店の5店が常設されているほか、宇都宮餃子会に加盟している30店舗ほどが日替わりで楽しめる「日替わり店舗ゾーン」があり人気の餃子を一気に楽しめます。

来らっせ 本店

【常設店舗】5店舗
 「宇都宮みんみん」「めんめん」「香蘭」
 「龍門」「さつき」
  月~金曜:11:00~20:30(L.O 20:00)
  土・日曜、祝日:11:00~21:00(L.O 20:30)

【日替わり店舗】
 30種類の餃子が日替わりで用意されている。
 「盛合わせ」は1皿で5店舗の味を楽しめる人気メニュー
  全日:11:00~21:00(L.O 20:30)

※お土産コーナーでは凍生餃子やグッズなどが販売されています

「宇都宮ライトレール」と「宇都宮テラス」

 「宇都宮ライトレール」は2019年に開業し、JR宇都宮駅から芳賀町までを結ぶ全長約15キロメートルの路線で、約50分でゆったりとした移動ができます。黄色と黒の車両は新しくきれいでいい感じ。車と競争して走っているような感覚もちょっと面白く、楽しめました。

 宇都宮ライトレールの始発駅はJR宇都宮駅の東口とつながっており、「JR宇都宮駅ビル」と複合施設「宇都宮テラス」の丁度間に位置しています。
 「宇都宮でテラス」には、様々な飲食店やショップが集まり、宇都宮の名産品も並んでいて、「レモン牛乳」を購入。栃木県産の生乳を100%使用して作られています。

「濵田庄司記念益子参考館」と益子焼

 益子町が「陶芸の街」として栄えたのは、優れた陶土を産出することと、大市場東京に近いことから、鉢、水がめ、土瓶などの日用の道具の産地としては発展したからだそうです。現在も益子町には約250もの窯元があり、50もの陶器店が点在しているとのこと。 

 陶芸家「濱田庄司」は益子町に定住し、益子焼の中興の祖として、地域や陶芸の発展に寄与しました。彼の作品は世界中で高く評価され、1955年には初代の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されています。

 濱田庄司記念益子参考館は、濱田庄司が1977年に開館した博物館で、彼の自邸の一部を利用しています。館内には、濱田庄司の作品のほかに、彼が蒐集した陶磁器、漆器、木工、金工、家具、染織など、多彩な工芸品も展示されています。

 濵田庄司記念益子参考館は雰囲気もとてもよく、濱田庄司のアトリエや生活の一端を垣間見ることができるのが魅力的でした。彼の作品や収集した民芸品に触れながら、彼の生活や芸術に対する情熱が感じられる期待通りの場所でした。

<住 所> 栃木県芳賀郡益子町益子3388
<電 話> Tel 0285-72-5300
<時 間> 9時30分〜17時
(入館は16時30分まで)
<入館料> 大人 1000円 中高生 500円
<休館日> 月曜日
(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)他に臨時休館などあり

入館時にいただいたパンフレット

秘湯「湯西川温泉」で美肌の湯を堪能

 今回は日光や那須塩原などの有名どころではなく、湯西川温泉に宿泊しました。湯西川温泉は、日光国立公園内にあり、平家落人の伝説が残る温泉地になります。
 宿泊したのは、湯西川温泉の温泉宿が並ぶ地区から少し奥にある木造りの秘湯の宿「平の高房」です。茅葺き屋根の建物が風情を醸し出していました。露天風呂のほか、無料の貸切露天風呂もあり、夕食には名物の囲炉裏端で川魚や野鳥を焼いた落人料理をいただきました。

 湯西川温泉の源泉はpH9.5のアルカリ性単純温泉で、入浴すると肌がしっとりと潤い、美肌の湯として人気を集めています。旅行予約サイトで「美肌の温泉地ランキング」で1位に選ばれたことの新聞記事が宿に掲示されていました。
 近くには平家落人の生活様式や古い史料を展示した「平家の里」「平家落人民俗資料館」などの施設もありました。
 宇都宮中心部から1時間半ほどの山奥に行くこととなりますが、ダム関連事業によるものと思われる道路が整備されていて思いのほか運転は快適でした。

濱田庄司記念益子参考館

湯西川温泉

※掲載時の情報とは変更となっている場合がありますので事前にご確認ください。

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