【五色沼 裏磐梯 キャンプ】五色沼湖沼群 自然探勝路 in早稲沢浜キャンプ
裏磐梯にある桧原湖畔の「早稲沢浜キャンプ場」でキャンプをした際に近くにある「五色沼」を訪れました。
裏磐梯の地域にはなんと大小300以上の湖沼があり、「五色沼」とは、5つの沼というわけではなく、この中の大小30ほどの湖の総称で、「五色沼湖沼群」というの正しい名称で、様々な色彩を見られることからその名前がつけられたそうです。
そして、この中の「毘沙門沼」「赤沼」「みどろ沼」「竜沼」「弁天沼」「るり沼」「青沼」「柳沼」の8つの湖沼を巡ることができる自然探勝路が「五色沼自然探勝路」となります。
五色沼探勝路は徒歩と路線バスの併用がおすすめ
五色沼探勝路は「裏磐梯ビジターセンター」と「裏磐梯物産館」の間の全長(片道)約4Kmで所要時間は1時間から1時間半程度のトレッキングコースです。
探勝路の入口は2箇所(バス停の「五色沼入口」と「裏磐梯高原口」)でそれぞれに駐車場と路線バス停留所があります。駐車場に車を停め片道を歩き、路線バスで車を停めた駐車場に戻ることがおすすめです。
しかし、今回は事前に情報を確認せず行ったため、「裏磐梯ビジターセンター」でいざ確認すると・・・
「速足であるけば、裏磐梯高原駅の11時10分に乗れるかもですが、たぶん歩くだけになりますね。ゆっくり歩いても次の13時10分だとかなり待つことになりますね」と、時刻表を指さしながら女性職員の方が気の毒そうに教えてくれました。
裏磐梯高原駅にバスで行ってセンターに向かってくるという方法も検討しましたが、こちらも1時間以上待ちというなんとも中途半端な時間。
ということで徒歩往復することが決定。幸いなことに探勝路はほとんどが木陰とのことで一安心。
これから訪れようと思っている方は事前にぜひバス時刻のご確認を(会津バスのホームページ→路線バス時刻表 – 会津バス (aizubus.com))
神秘の湖沼群を楽しむ
このトレッキングコースにある湖沼は「毘沙門沼」「赤沼」「みどろ沼」「竜沼」「弁天沼」「るり沼」「青沼」「柳沼」の8つです。探勝路にある8つの湖沼ごとに成分や天候等によって変化する色彩を楽しむことができます。
往路では、自然学習の行事で来ていると思われる中学生の幾つかのグループを追い越しました。
その際に「この木の実は熊の大好物だから、この実がなっているところには熊がいる可能性が高いよ」「みんなの家の近くの山などで見かけたら気をつけるように・・・」との先生の声が聞こえてきました。いったい何の実なのだろうと気になりましたが、次々現れる中学生のグループを早く回避したいとの思いから立ち止まることなく急ぎ足で進みました。
しばらく進みようやく中学生グループも離れ、周りの景色を落ち着いて楽しむことができてきました。
現れてくる湖沼の鮮やかな「ブルー」もきれいでしたが、探勝路を囲む樹木や植物の緑も鮮やかで目を楽しませてくれます。
裏磐梯物産館を楽しむ
8つの湖沼と時折見える磐梯山などを楽しみながら反対からの入口コースとなる「裏磐梯物産館」へ到着。本来ならここで歩き終え出発した「裏磐梯ビジターセンター」のある五色沼入口バス停までバスで向かうのがベストなものの冒頭の通り来た道を引き返すこととなります。
ということで、「裏磐梯物産館」で一休み。
物産館には「会津山塩」や「はちみつ」などの地域の特産品はもちろん、会津の伝統工芸品や地酒などたくさんのみやげ物品が並び楽しませてくれます。また農産物の直売コーナーや軽食コーナーもあります。
裏磐梯物産館の軽食コーナーで食べた「チャーシュー丼」
柔らかなチャーシューがとてもおいしかった。山塩ラーメンがおすすめのようで食べて見たかったのですが暑かったのでこちらにしました。
気になった熊の大好物の木の実とは
「裏磐梯物産館」を後にいざ復路へ。暑い日でしたが日差しを遮る木々に覆われたコースはとても気持ちよく、往路とはまた違った雰囲気を感じながら引き返していきます。
往路で中学生の幾つかのグループを追い抜いてきた周りに来たところから周囲の木々を注意しながら見ていると、実がいっぱいなった桑の木が何本もありました。
これが「この木の実は熊の大好物だから」と先生が生徒たちに話していた木の実の正体だったようです。
「神秘の湖」とも呼ばれる「五色沼」は天候や季節、見る角度、水中に含まれる火山性物質などにより、様々な色彩を見ることができるそうなのでいつかまた訪れてみたいと思います。
五色沼湖沼群をあとに再び桧原湖畔の「早稲沢浜キャンプ場」へ戻りました。キャンプの様子や戻る途中で立ち寄った「道の駅 裏磐梯」にあった美味しいアイスクリーム屋さんのことなどはこちらをご覧ください。→【檜原湖と磐梯山のロケーションが美しい 早稲沢浜キャンプ場】
五色沼湖沼群へのアクセス
<自動車の場合>
磐越自動車道経由:磐越自動車道「猪苗代磐梯高原IC」から、国道115号線及び国道459号線で裏磐梯方面へ約25分
<路線バス利用の場合:ビジターセンター方面>
・「猪苗代駅」バス停→「五色沼入口」約35分)
・「喜多方駅」バス→五色沼入口(約70分)バス停下車
最新情報は「会津バス」ホームページでご確認ください→会津バス (aizubus.com)
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