【安曇野そば&温泉】Vif穂高「味彩館」の手打ちそばと「しゃくなげの湯」と「八面大王足湯」
北アルプス山麓のvif穂高「味彩館」で地元産そば粉が香る手打ちそばを味わう

安曇野市穂高有明にある「Vif穂高(ヴィフほたか)」は、北アルプスを望むのどかな田園地帯に建つ複合施設です。
地元農家の新鮮な野菜や果物を販売する直売所のほか、食事処や体験施設も併設されており、安曇野の食と暮らしをまるごと楽しめるスポットです。
その中にあるのが、地元産のそば粉を使った手打ちそばが味わえる食事処「味彩館」。香り高いそばのほか、地元野菜をふんだんに使った郷土色あふれる定食なども楽しめます。

こちらが食事処「味彩館」。店では、安曇野の清らかな空気と水に育まれた玄蕎麦を、石臼で挽きぐるみにしたそばを提供しています。
挽き立て・打ちたて・茹でたてで仕上げられたそばを味わうことができます。

10月11日から開催されていた「新蕎麦収穫感謝祭」期間中はなんとざるそば1人前が550円という特別価格!安曇野のおろしたての生わさびが添えられ、安曇野らしい味わいを堪能できました。

こちらは通常時のメニュー。

そばだけでなく、地元野菜や食材を使った定食も豊富です。
ニジマスとブラウントラウトを掛け合わせて生まれた長野県独自のハイブリッド魚の「信州サーモン」もあります。
「信州サーモン」は、きめ細かい身質と上品な脂のりが特徴です。
刺身やカルパッチョ、グリル、寿司など、どんな料理にも合う万能食材として人気を集めています。

こちらが、「新蕎麦収穫感謝祭」のメニュー。こちらには、そばとつゆへのこだわりも紹介されていました。
味彩館のそば・・・安曇野市穂高有明地区産「信濃1号」を使用し、丸抜き全層粉を30目あら挽きと60目挽きでブレンド。さらに、長野県産中力粉「信濃めぐみ」を合わせた二八そばです。
味彩館のつゆ・・・醤油・本みりん・砂糖を合わせた“半生返し”に、鹿児島産のかつお節と沼津産のさば節の一番だしをブレンド。深みと香りのバランスが絶妙なつゆに仕上がっています。

店内は、テーブル席で落ち着いた雰囲気。

そばの香りと風味が口の中に広がり、ほどよいコシです。つゆは出汁のうま味がまろやかでそばの味をしっかりと引き立ててくれました。
農産物直売所「いち番館」地元農家が育てた旬の野菜や果物がたくさん

地元の新鮮な野菜や果物、手作りのパンや加工品などが並んでいます。

地元安曇野産コシヒカリなどもありました。
【ビフ(vif)穂高「味彩館」】
<住所>安曇野市穂高有明7751−1
<電話>0263-81-5656
<営業時間>午前11時 ~ 午後2時30分(LO午後2時)※季節により変動の場合あり
<定休日> 毎週水曜日 年末年始休業
安曇野の癒しスポット「しゃくなげの湯」と「八面大王足湯」をめぐる
穂高温泉郷の日帰り入浴施設「しゃくなげの湯」

北アルプスの麓、穂高温泉郷にある日帰り温泉施設「しゃくなげの湯」。もともと近くにあった旧施設が2016年に移転し、新たに整備されてオープンしました。
場所は、農産物直売所や食事処が集まる「Vif穂高(ヴィフほたか)」のすぐ横。ドライブや観光の合間に立ち寄るのにぴったりの場所にあります。

道路から入って行くと、正面には広々とした駐車場があります。外観は木のぬくもりを感じさせるデザインで、安曇野の風景にしっくりと溶け込んでいます。

館内には、日替わりで男女が入れ替わる「石の湯」と「木の湯」があります。それぞれに特徴があり、「石の湯」では炭酸泉や塩サウナ、「木の湯」ではシルク湯や遠赤外線サウナを楽しめます。
露天風呂にはあつ湯とぬる湯があり、交互に浸かることで温泉の心地よさを一層堪能できます。

館内には、地元食材を使った料理が味わえる食事処や、広々とした休憩スペース、売店も完備。
風呂上がりにゆっくりくつろげる空間が整っています。
【しゃくなげの湯】
<住 所>安曇野市穂高有明7726番地4
<電話> 0263-88-4126
<料 金>大人平日 600円(休日 700円)小人400円
<利用時間>午前9時30分 ~ 午後9時30分(最終受付午後8時30分)
《館内お食事処》午前11時〜午後2時(LO)
午後5時〜午後8時(LO)
<休館日> 毎月第一水曜日
「八面大王足湯」で気軽にリフレッシュ

「八面大王足湯」は、安曇野に伝わる鬼神伝説「八面大王(はちめんだいおう)」にちなんで名付けられた無料の足湯です。
2018年に「しゃくなげの湯」の敷地内でリニューアルされ、観光客や地元の方に親しまれています。緑に囲まれた開放的な空間で、気軽に温泉気分を楽しめます。

足湯のすぐそばには、伝説の鬼神「八面大王」をかたどった迫力あるモニュメントが立っています。
八面大王は、安曇野市の有明山周辺に伝わる住民を苦しめました鬼の伝説上の人物です。坂上田村麻呂が討伐したものの、八面大王の強さに苦戦したという伝説が残っています。

足湯は、午前10時から午後8時まで利用可能(年中無休)。やわらかな湯加減と、北アルプスの風が心地よく、疲れを癒してくれます。手軽に立ち寄れて、自然の中でゆったりと過ごせるのが魅力です。

「八面大王足湯」の隣にはバスの待合所があり、「あづみ野周遊バス」や「中房温泉行きバス」が停車します。観光や温泉地めぐり登山の拠点としても便利です。
「あづみ野周遊バス」は穂高駅・穂高神社・大王わさび農場などの観光スポットを結び、中房温泉行きの路線は登山者や観光客に利用されています。

地元の味と温泉に癒やされるスポット「vif穂高」「しゃくなげの湯」
地元の食材を生かした手打ちそばを味わえる「味彩館」や農産物直売所のある「vif穂高」。そのすぐ隣でゆったりとくつろげる日帰り温泉「しゃくなげの湯」、そして安曇野の伝説にふれながら気軽に温泉気分を楽しめる「八面大王足湯」と魅力的なスポットが集まって楽しめます。
よろしければこちらの記事もご覧ください。
⇒【信州 大町 そば屋めぐり】そば集落「新行」にある『美郷』とおいしいパンとクレープと

